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ビットコインとは
未来の通貨「ビットコイン(Bitcoin)」 お金の流れが変わる!?参照:YouTube
そもそも暗号資産とは
ここ数年で徐々に認知度が拡大し、話題に昇ることも多い「ビットコイン」。一言で言いますと、これは、「いま世界で最も主流の暗号資産(正式には、暗号通貨)」です。
そもそも暗号資産とは何を意味するのか、数ある暗号資産の中でビットコインはどういうポジションなのか、国内ではどういった所で取引が可能かという点について、順を追ってわかりやすく解説していきます。
暗号資産の特徴を掴むポイントは、3つあります。以下、順を追って解説します。
まず、通貨の発行・管理主体が国の政府・中央銀行ではないという点です。通常、通貨と言えば、日本政府が発行する日本円などを指します。一方で、暗号資産には、「日本政府」のような単一の発行・管理主体というものがありません。ここが理解しづらい所なのですが、暗号資産の発行と管理は、「インターネットを通じて、暗号資産をやり取りしているユーザー全体」で行うというシステムになっているのです。
次に、政府発行通貨ではないが、世界中で様々な財やサービスを購入できるという点です。通常、日本円は日本国外で財やサービスの購入に使えません。ところが暗号資産…例えばビットコインであれば、世界中のビットコイン対応店舗で決済できます。もっと言えば、ビットコイン取引をしているユーザー同士であれば、個人対個人であろうと個人対企業であろうと、世界中で自由に取引ができる仕組みになっています。
最後に、リアルのお札や貨幣の形をとらず、電子マネーのように、インターネットを通じて取引されるという点です。政府発行通貨は、百円玉や一万円札などの形をとって発行されています。一方で暗号資産は、もとから「インターネット上で運用・管理される」という形でしか存在せず、実際に形ある硬化・紙幣として存在しません。「電子マネーの形態しかなく、スマホやPCを経由してネットで管理・運用・決済するもの」と捉えるとわかりやすいです。
暗号資産界隈における、ビットコインのポジション
上記のような特徴を持つ暗号資産ですが、ビットコイン以外にもイーサリアム、ライトコインなど、20超もの種類が世界で流通しています。
ただ、それらの中でも一番有名かつ普及しており、発行量が多く暗号資産の代名詞として用いられることも多いのがビットコインです。2016年現在で、シェアにして暗号資産市場全体の8割超を占めており、安定感もあります。
ですので、これから暗号資産を利用してみようという初心者の方が入る入口としては、ビットコインの取り扱いから入るのが最も安全な選択肢と言えるでしょう。マイナーな暗号資産を購入すると、通貨価値が将来的に膨れ上がり大化けする可能性もある反面、通常の買い物に利用できる店舗がなかったり、投機マネーに翻弄されて通貨価値が下落する可能性もあり、よりハイリスク・ハイリターンです。
ビットコインを入手し、利用し始めるには
現実の通貨で外国為替市場が存在し、ドル円の売買がなされているように、暗号資産を取り扱う市場もまた存在し、円やドルといったリアルマネーでの売買がなされています。そして、こうした取引を行うための場所として、民間企業によって取引所が設けられており、そちらで購入が可能です。日本円/USドルがJPY/USDと表記されるように、ビットコインはBTCと表記されます。
現実の円やドルの価値も常に変動しているように、ビットコインに代表される暗号資産の価値も常に変動しています。また、上記の説明中では割愛した、暗号資産ならではのシステムの特殊性というものもあります。まずは取引所のいずれかに登録し、少額でビットコインを購入し、システムの仕組みについて理解を深めていくのがよいでしょう。